2005/10/30

水木ラバウル戦記


この前読み終わったのがこれ。水木しげるの「娘に語るお父さんの戦記」の文庫版(河出文庫)。お父さんが娘にやさしく語る口調で、水木しげるがラバウルで体験したことを聞かせていくといった内容です。長年知りたかった「どのようにして水木しげるは左腕を失ったか」もよくわかりました。語り口調とは裏腹に、ものすごい内容となっております。でもおもしろかった。確かに文明が発達している人たち(我々)ほど、自由ではないのかもしれません。