今年の1枚いや2枚
今年の新譜アルバムで一番印象に残ったモノを1枚ご紹介...と思ったけど、2枚になりました。いやこれはどちらも甲乙つけがたかったのです。1枚目はAL COOPERの「black coffee」。アルさん名義で30年振りぐらいのソロアルバムでびっくり。声はいささか枯れたけど、1曲目からアル節全開で感動でした。LIVEの曲も2曲程盛り込んでまして、サービス満点な内容です。捨て曲なし。タイトルのごとく苦くて渋くてとてもとても良い大人なアルバムです。お奨めっ。続いて2枚目はPaul McCatneyの「Chaos And Creation In The Back Yard」。こちらはポール4年振りのソロアルバム。いやこれも良かった。今回はナイジェル・ゴドリッチのプロデュース。ナイジェルさんとポールは最初の頃はかなりうまが合わなかったそうだけど、どっこい乗り越えてすばらしいアルバムに仕上がりました。どの曲もキャッチーで、出だしから心をわしづかみにされます。相も変わらず美しくてポップなメロディライン。さすがポール。捨て曲なし。楽器もほとんどポール一人で弾きこなしているそうです。うーん、どちらのアルバムも聴けばきく程味わい深さが増して良いアルバムです。お奨めっ。ポールは来年に来日の噂があるのですが、ぜひぜひ実現してほしいですね。
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