キューブリックさんの写真集
毎年年末になると決めているのが、何か一冊アート本を買う事なのです。さて今年はどうしようかなと思っていたら、面白い写真集が出ていたのでこれに決めました。僕の大好きな映画監督、スタンリー・キューブリックは18歳の頃からアメリカの雑誌ルック誌のカメラマンをしていまして、カメラマンをしていた5年間の作品を集めたものでなのです。もともとスチールカメラマンだったことは、以前に本で読んでいたので知っていたのですが、その作品を見るのははじめてです。いちおうルック誌なのでドキュメンタリー写真なのですが、どれを見ても演出が加わった写真で、明らかに撮り手の意図が画面の中に盛り込み構成されたものばかり。その卓越したモチーフの選び方、構図は、まるで映画のようです。後に彼の映画につながっていったのも納得です。うーん、こんな写真を10代の頃から撮っていたなんて...、驚きです。すごい。すごすぎます。勉強になるなぁ。
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