以前ご紹介した雑誌「デザインの現場」のエディトリアルデザインをやってらっしゃる松田行正さんの本です。「眼の冒険」は氏のデザイナーとしての私的な観点からモノをどう見ているかを書き記した本です。これは「デザインの現場」で連載されておりまして(現在も継続中)、それをまとめたもの。点と線、面、文字、縦と横、暗号、透明、奥行き、反転、増殖、他...。普段我々が見ている(接している)ものをこの人の独特の解釈で見ると、こうも不思議なパラレルワールドが出現するのですね。この本自体の装丁も手がけておられ、尋常ではない凝った作りとなってまして、それだけでこの本が欲しくなります。デザイナーは必見かも。
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