2006/03/22

京都への旅 南禅寺の水路閣





京都へ彼女と旅行へ行ってきました。寒くて天候がいまひとつでしたが、いろいろと見て回ってきました。そんな中でいくつかご紹介いたします。今回なんといっても見たかったのが、南禅寺の中にある水路閣です。明治の文明開化とともにヨーロッパから入ってきた水道橋の技術を取り入れ、琵琶湖水を京都へ引っ張り込む為に作られたものだそうです。なんと現役で使用されております。計画が持ち上がった当時は、京都の美観を損ねると大反対がおこったそうであります。京都っていつの時代もそんな事言ってますね...。でも、今やこの東洋建築と西洋建築の組み合わせが、絶妙な景観を作り上げております。いゃあ、それにしてもこの水道橋、格好良すぎます。煉瓦造りが独特の雰囲気を醸し出しています。南禅寺の巨大門も見たかったもののひとつで、うーんこれまたカッコいい。ごつい柱の門に夕日の光が当たり、黄昏時がたまりません。桜の木が至る所にあり、桜咲く頃はすごい景観になるのでしょう。石川五右衛門が門の上から、「絶景かな」というのも頷けます。また、ここは近くに京都の浄水場があり、至る所で水が流れておりまして、そのせせらぎが心地よいBGMとなっております。京都へ行くなら、おススメの場所のひとつです。