イサム・ノグチ
イサム・ノグチ展を今年の9月頃見に行ったんですが、そこで彼の代表作の一つである「エナジー・ヴォイド」を間近で見まして、その彫刻から何かエネルギーがビビビビッと放出されているのを感じました。そうなると俄然イサム・ノグチさんの事が知りたくなりまして、まずは本を読もうと思っていたのです。ドウス昌代さんの「イサム・ノグチ 宿命の越境者」というタイトルのこの本の存在は知っていたのですが、なんせまとまった時間が無かったので読めずにいました。この休みの間を機会に読もうと思いまして、読み始めました。うーん、これが滅法面白い。とまりませんよこれは。しかし、もの凄い人生ですねこの人は。日本人ともなれず、アメリカ人ともなれず、亡くなるまで葛藤していたのですね。だが皮肉なことに、いや、だからこそあのような彼の作品が生まれてきたのか...。むむむむ、凄いっ...。はからずも今年はノグチの最後の作品、北海道のモエレ沼公園が完成しました。これはぜひ行かねばと思います。面白すぎて、読み終えるのがなんだか惜しい気持ちになります。今日もこれから続きを読みたいと思います、はい。
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