2006/02/05

戸川書店


恵比寿にたまに行くのですが、JRの西側出口から出て信号を渡ろうとすると、いつも熱いメッセージが視界の中に入ってきます。それはビルとビルの狭間に圧縮されるがごとくに存在している古本屋「戸川書店」のおやじが発しているメッセージなのです。ご覧のように信号待ちしていると、否が応でも人間の背丈よりも長い半紙を三枚も駆使し、墨文字で書かれているメッセージが見えます。どのくらいのサイクルで書かれているかは知りませんが、行くたびにメッセージは最新版に更新されております。

文面を読むと、ほとんど商売とは関係のない事が書かれていますね...。ここのおやじさんは思想家なのか。今回もいきなり一行目には“義務は為政者のために”ときます。二行目は“権利は民のために”。もっともです。三行目“憲法は平和のために”。そうあってほしいです。...と微妙にうなずけるメッセージがいつものっています。うーん微妙。ちなみに僕はここで一度も本を買った事はありません。