われらデザインの時代
亀倉雄策さんに続き、グラフィックデザイン界の大御所、田中一光さんの自伝を読みました。田中一光さんは無印良品の仕事ですごく気になっていて、以前商品一覧カタログを手がけていたので、きれいで大胆なレイアウトにひかれてそれを買うのがとても楽しみでした。しかしそんな矢先の2002年1月に急折されてしまったのです。その後、一昨年の東京都現代美術館で開かれた「田中一光 回顧展」を見に行き、彼の仕事の全貌を詳しく知ることが出来ました。とにかく手がけていた仕事の量にびっくりしました。本自体は、いやみ無くさらりと読み通せて面白かったです。日本のデザインの黎明期をもり立てていったお一人です。読むとデザインの仕事がやりたくなるかもしれません。そんな一冊です。
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