本城直季「small planet」展
またまた写真展ネタです。代官山の「(g)」で行われている本城直季「small planet」展を見てきました。この方の撮られる写真を初めて見た時は、久々に脳が驚いて振動しているのを感じました。どう見ても精密に作られた鉄道模型の風景写真と思いきや...、実は現実の風景。えーっ...、いや確かによく見ると現実の風景を大俯瞰で撮られている。この頃かなりあちこちで彼の写真を目にするので、皆さんも見られた事があるかもしれません。最初は新鮮な驚きを感じます。ちょうど立体写真を裸眼で見れたときの驚きに似てるといったらわかりやすいでしょうか...。いやわかりにくいか。でもこれって、子供の頃から小さなミニカー等で遊び、積み木でビルや街を作って遊んだときに培われてきた神の視線ですね。この無邪気な視点から、そのままシニカルな視点へと持っていかれます。これは面白い写真です。ところで「(g)」とは、good design companyというグラフィックデザインの会社が色々なイベントを企画する「ギャラリーのようなもの」だそうです。代官山駅から徒歩5分ぐらいのところにありました。少しわかりづらい場所ですね。最初かなり迷ったのですが、おかげで代官山の裏道を散策できて面白かったです。5月12日まで。急ぐべし。
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