2006/03/28

京都への旅6 市原兵平衛商店




創業1764年。お箸一筋の老舗「市原兵平衛商店」も訪れたかったお店です。メインの商品「みやこばし」は、材料にすす竹というものを使いっているそうです。すす竹とは、建材として天井裏などに使われていた竹が囲炉裏やかまどの煙でいぶされ150年程の年月を経て丈夫で反りにくい状態になったものだそうです。うーん、時間を経た材料なだけにお値段はちょっとはりますが、すごく良いのです。お箸の太さ、長さ、重さ、形、そして色あいが吟味され、バランスが良く使いやすいのです。お箸の種類は約400種程あるそうなので、必ず自分に最適なモノがあると思います。このお箸を使って食事をすると、なんだかちょっと気がひきしまりますね。大切に使いたいので、僕は箸入れも購入しました。この箸入れもほんのり竹の香りがして、落ち着きます。デザインもシンプルでとてもクール。これは本当にお勧めです。