デザインの輪郭
無印良品の壁掛けCDプレーヤーやauの携帯電話INFOBARをデザイナされた深沢直人さんの本が出ました。タイトルは「デザインの輪郭」。深沢さんが自らのデザイン観を綴った本です。「選択圧」、「張り」、「考えない(without thought)」等のキーワードを元にデザインのありかたを語っています。読んでいて、ハッとさせられる事ばかりです。壁に手をついて壁の存在を感じる事が出来るが、そのことは同時に壁が手の形を認識させているという事。その事に気づくかどうか。気づかせるのがデザイナーの仕事だと。うーん、これはデザインに限らず、人の生き方にも通じる事を深沢さんは語っているのだと思います。面白いです。装丁も凝ってますね。ちなみに僕が買ったのは第二版だったのですが、初版と表紙のトレーシングペーパーのカバーがよく見ると違います。どちらを買うか本屋さんで悩みました。お奨めです。
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