2006/01/07

iPodイヤフォン


昨今のMP3携帯プレーヤーのブームにより、電車の中ではかなりの人がイヤフォンをはめて音楽を楽しんでいるのを見かけます。火付け役はやはりappleのiPodなので、白いイヤフォンをはめている人が目につきますね。かくいう僕もその一人なのですが、同胞を見つけると気になる事がひとつあるのです。それはイヤフォンを左右逆にはめている人がいる事です。それもかなりの人が...。iPodのイヤフォンには “ L ”と “ R ”のマークがついており、よく見れば間違えるはずはないのですが、なぜかこれを逆にはめている人が多いのです。それにiPodのイヤフォンは左右で軸が中心よりずらしたデザインとなっており、左右逆にはめると耳にはめにくい形になっております。なのに、間違えている人が多い。なぜだ...。まあ、個人の勝手ですから左右逆にはめていたところで、誰に迷惑をかける訳ではありません。しかしです。再生している音楽は恐らくSTEREOだと思われますので、これでは逆に音を聴く事になってしまうのです。STEREOは左右で音を振り分けています。市販されている音楽は、ミュージシャンやミキサーやプロデューサーやらが、かなりの時間をかけて音をミキシングして作り上げております。つまり、これではその音楽を作ったアーチストの意に反した音を再生して聴いている事になるのではないでしょうか。みなさん、イヤフォンをはめられる時は、今一度 “ L ”と “ R ”を確かめてからはめられてはいかがでしょう。電車の中で間違ってつけている人を見つけると、あなたの聴いているその音楽は、本来音楽家が再現しようとした音とは違うのですよーっ! ...と心の中で叫んでしまうのです。音楽が好きなので切にそう思うのです。はい。