ジャスパー・モリソンのデザイン
先々週、SuperNormal展を見に行ったときに、そのジャスパー・モリソンさんの作品集「ジャスパー・モリソンのデザイン」が出ていたので、思わず購入し、読みました。もともとこの本は「everything but the walls」を日本語訳し、新たに編集したものなのですが、これには最近までの仕事(スーパーノーマルも入ってます)まで網羅されており、巻末には1981年から2005年までの全作品リストと解説までついているのです。うーん、嬉しぃ。家具のデザインからプロダクトデザイン、はては路面電車のデザインなど、彼が手がけてきたデザインを彼自身が紹介し、自身の仕事へのアプローチ方法、もののふさわしいあり方、あるべきもののかたちとは何かを語ってくれます。デザイナーとはかくあるべきのお手本のような人です。人が生きていく上で欠かせないデザインという行為の中で、今この時に、深澤直人さんとともに『スーパーノーマル』というキーワードを我々に投げかけるジャスパー・モリソンさんから眼がはなせません。深澤直人さんの本「デザインの輪郭」(1月15日blog参照) と共にお勧めの一冊です。
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