2006/04/16

TAKEO PAPER SHOW 2006




毎年楽しみにしているイベント「TAKEO PAPER SHOW 2006」へ行ってきました。紙のメーカー竹尾が、毎年紙の新製品の発表と共にテーマを設けて、紙を使った様々な作品をデザイナーに発注し、発表する場なのです。今年のテーマは「UNBALANCE/BALANCE」。まずは「BALANCE」。紙の持つ質感を意識して出来上がった世の中のモノを展示。例えば「ふんわり」はトイレットペーパーとか...。おしりをふくものなので、ソフトな質感を当然求められますよね。そういったものを見直してみる。世の中には本当に様々な紙が出回っているのに驚かされます。そしてもうひとつは「UNBALANCE」。逆に目的と紙の持つ質感が相反している紙で調和を持たせるというもの。こちらの方は、いろいろなデザイナーのオリジナル制作物で、例えば鍵の形が切り取られた紙のカードキーとか...。様々な趣向とアイデアをもちいて作られたモノばかりで、実際に商品化すれば良いと思わせるモノばかりでした。うーん、すごいっ。あと、ここではいつも紙の見本紙をくれるのですが、そちらも洒落ていて今年はカジノ風でした。竹尾の社員の人が、カジノ風のテーブルの上でトランプ型の紙の見本を来客者に配り説明するというモノ。そんな遊び心がいつも心憎いです。