2006/01/31

やさしいあかり




寝る前に本を読む事が多いので、それ用の灯りが欲しいとずっと思っておりました。以前イサム・ノグチのAKARIを持っていたのですが、落としてしまいこわれてしまったのです...。あまりその存在を主張過ぎず、やさしい灯りで心を落ち着かせるようなスタンドライトはないものかと...。そして先日青山で見つけました。プラスマイナスゼロの“お皿つきライト”です。一目見て惚れ込んでしまいました。ライトの下部にあるお皿の部分は、帰宅してから眼鏡や時計等を置く為のもの。そして灯りをともす。また消す。一日の始まりと終わりの起点が、このライトの元から起こるのです...というコンセプトで作られたライトだそうです。素晴らしすぎます。デザインはあの深沢直人さん。さすがだ...。その光量も明るすぎず、暗すぎずで、枕元で読書するのにちょうど良い。灯りひとつで、気分が一新されます。

2006/01/30

BOSE M3


かなり気になるスピーカーがBOSEから3月3日に出るようです(耳の日にあわせたのでしょうか?)。Micro Music Monitor(M3)という小型スピーカー。大きさは手のこぶし大の大きさで、ご覧のように外観はアルミ素材で出来ています。うーん、かっこいいなぁ。そそられるデザインです。この大きさなら持ち運べるので、Power Bookにつなげて使うとベストマッチですね。アンプ内蔵型なのでiPodにつなげても使えます。とりあえずBOSEのショールームで確かめねば...。49,980円。

2006/01/29

ねこのきもち


“ねこのきもち”という雑誌を読み始めました。これはベネッセが発行する月刊誌で、書店では売っておらず通販のみの雑誌なのです。僕は始めその事に気づかず、一生懸命本屋さんでこの雑誌を探しておりましたが見つからず。でも世の中にはたくさんのペット雑誌が出ているのですね。その大半が、どこぞの愛猫や愛犬の写真を大写しにしたものばかり...。内容が薄く、とても買う気になれませんでした。その点、この“ねこのきもち”は実用的な内容で、とても参考になります。やはりみなさん同じ事で悩んでいるのですか。“ねこのきもち”ならぬ“ねこを思うひとのきもち”とタイトルを変えてもいいかもしれません。1,080円。僕は手に取って確かめずにモノを買う事が嫌いなので、書店で普通に売ってほしいんだけどなぁ...。

2006/01/28

SAF1参戦


FIAがやっとこさ「スーパーアグリ・フォーミュラワン」チームのF1参戦を認めたらしいです。もう2月になろうとしているのに、やっとですよ。もうここまで来るとFIAの嫌がらせではなかろうかと思います。写真の亜久里さんの顔にも思いっきり疲労のあとがうかがえます。ご苦労様です。それにしても現在製作中のマシンが旧アロウズの「A23」をベースにした「SA05」というマシンらしい。4年落ちのマシンをベースにしてるとか...。これはかなりの苦戦をしいられます。チームマークのデザインも何だかなという感じだし、大丈夫なのか...!? うーん、おまけに今回もドライバーの発表はなし。琢磨くんはどうなるのか...! 3月の開幕までもうすぐですよ。とにかくがんばれ僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラワン」チーム!

donald byrd


Donald Byrdのアルバムを聴きました。どうもコルトレーンばかり聴いてしまうので、他の人達をもと徐々に幅を広げておりまして、Donald Byrdの有名なこのアルバムを聴いてみました。なかなか豪華なメンバーの顔ぶれで、1曲目からケニー・バレルの快調なギターソロが聴けます。ハンク・モブレーやハービー・ハンコックも参加しておりまして、とても良いじゃないですかっ。とくに3曲目のCRISTO REDENTORは哀愁漂う佳曲です。ゴスペル調のコーラスがちょっと目立ちすぎるのが玉にきずですが、どのミュージシャンも絶好調な演奏を聴かせてくれます。そして何よりもこのジャケットデザイン。Blue Noteは総じてジャケットデザインがすばらしいのですが、これは特に突出していると思います。素晴らしい...。おすすめっ。

2006/01/26

PLAYBOY john


本屋さんの雑誌売り場をうろついていたら、PLAYBOY 3月号がJohn Coltrane特集であるのを見つけました。迷わず購入しました。思っていたよりもかなりしっかり特集されていてなかなか良さそうです。でもなぜ今いきなりColtraneが特集されるのかなぁと思ったけれど、ちまたでは今ちょっとjazzがブームになりつつあるらしい。以前もPLAYBOY誌はビル・エバンスやBlue Noteの特集が組まれていた記憶があります(そのときは立ち読みですませてしまった...)。jazz特集にすると雑誌の売り上げ部数が上がるみたいです。さあ今夜もColtraneを聴きながらPLAYBOYを見ると...じゃなかった読むとします。

2006/01/25

jobs disney


M&Aが話題の昨今、米国で気になる買収がありました。まえまえから言われておりましたが、DisneyがPIXERを約74億ドルで買収しました。これでjobsさんは個人では一番のDisneyの株主となり、Disneyの取締役になるのだとか。うーん、すごいなぁ...。jobsさんとDisneyの確執は以前に紹介した本「iCon」で克明に書かれていただけに、今回はそれから状況が変わって友好的な買収となったようで驚きました。しかし僕が一番気になるのは、このことによってPIXERは好きなアニメーション制作会社なだけに、今後の作品のPIXERらしさが失われなきゃいいなと思う事です。今年の夏にはPIXER待望の新作「CARS」(久々のラセター監督作品)が公開されますし、まあ成り行きを見守っていきたいと思います。

亀倉雄策本


亀倉雄策展を行われたのにあわせて出た本です。33篇のエッセイとデザイン論が収められています。亀倉氏の人となりがよくわかりました。素直で実直。隠し事をせず、邪念が無く物事に深く挑んでいく。判断が素早い。うーん、こうやって書きだすと、全てが作品に表れていますね。とくに感動したのが1958年アメリカで行われた国際対ポグラフィック・ゼミナールにての講演「伝統」について語られたときのもの。その他、東京オリンピックのポスターの時の話が面白かった。彼のアートデレクションの持論もすごい。そして彼がグラフィックデザイン、いや企業や社会に対して提示する問題は、50年もちかく前の事なのに、現在も何にも変わっていない事ばかりでした。むむむ。いや身につまされる思いです。がんばらねばなりません。それにしても、この本面白かったです。装丁もシンプルで良いです。

2006/01/24

TAMIYA NEWS


おそらく十数年ぶりにTAMIYA NEWSを読みました。いやひさびさです。なんとなく気まぐれに、たまたま東急ハンズの模型売り場をうろついていたときに、レジの横に置いてあるのを目にして買いました。105円。表紙表4はカラーで中面1色モノクロ36ページ。相変わらず情報ぎっちり満載な内容でした。小学生の頃これを読んで、その頃熱狂していた1/35MMシリーズの情報を読んでは興奮しておりました。創刊が1967年なので、もう38年も続いており、驚きですね。昔は50円だったかな...。版型も全く変わっていないし。別に今はプラモデルは作っておりませんが、これを読んでいるとフツフツと制作意欲が沸いてきます(でもそんな時間は取れないんですが...)。うーん、しょうがないので、これを読みながら想像の中で模型作りにいそしむ事とします。

Livedoor社長逮捕



このニュースにはちょっとびっくりしました。こんなに早く逮捕されてしまうとは...。モノを生産する事なく、お金を転がす事によって儲けていく仕組みって、僕にとっては想像の計り知れないところですね...。やはりそれにはお金そのものに対する執着心が鬼のようにないとダメなんでしょうけど。しかし今日の一番の皮肉はご覧の写真ではないでしょうか。うーん、ここでもまた大人の嘘つきが原因な事件ですね。

2006/01/22

前川國男建築展


東京ステーションギャラリーで行われている「前川國男建築展」を見てきた。前川國男さんは名前だけ建築家であるというぐらいしか知っていなくて見に行ったのですが、いやはや感動いたしました。若いときル・コルビュジエについて建築を学び、その後の日本での建築のモダニズムの確立。戦前戦後に渡り、その建築に対する取り組み方は常に厳しい戦い。彼の生涯にわたる仕事は、一見地味な建築に見えるが、その中に盛り込まれているスピリッツには頭が下がります。すごい。脳天を後ろからたたかれたぐらいの衝撃を受けてきました。モノ作りに対する姿勢は、全てのクリエイターに通じるものだと思います。彼はあくまで建築デザイナーではなく、建築家なのです。このステーションギャラリーも東京駅の煉瓦作りの駅舎の中にあり、まさに前川國男さんの展示をするにふさわしい場所でした。展示の中に、丸の内の景観論争にまでなった東京海上ビルが、窓の外から本物が見えているという粋な演出もありました。このギャラリー自体も、東京駅煉瓦駅舎の大改修に伴い、この展示でいったん休館となるそうです。改修工事が出来上がるのが2011年。しかも煉瓦駅舎自体がオリジナルの3階建てに復元されるだとか。しばらくは駅舎の中が見れなくなるので、もうこれは絶対に必見です。

Zeiss Nikon Lens


カメラ業界の暗いニュースが続く昨今、ちょっとうれしいニュースもありました。昨年、京セラがカメラ事業を完全に撤退してしまったので、いわゆるCarl Zeissレンズはどうなってしまうのだろうと思っておりました。(SONYのビデオカメラやデジタルカメラもCarl Zeissレンズとうたっておりますが、本当の意味でのZeissレンズではない...)はからずもドイツのCarl Zeiss社は提携関係にある日本のメーカー、コシナを通してZeiss Iconなるレンジファインダーカメラも発売。まさにデジタル時代に逆らうがごとくです。そして今度は夢のようなレンズの登場です。ニコンFマウントのCarl Zeissレンズが2月に登場するそうなのです。NikonでZeiss。今までけっして有り得なかった組み合わせなのです。今回発売されるのはPlanar T* 50mm F1.4とF1.4 85mmの2本。もちろんマニュアルレンズです。Carl Zeissのレンズは日本のレンズと設計思想が根本的に違うため、写真の味が違うのです。うーん、使ってみたい。Nikon F3を持っているので装着してみたいなぁ。デジタル一眼レフにだってもちろん使用できます。このままFマウントでいろいろとレンズを出してつづけてほしいですね。

2006/01/21

Snow Day


朝起きてみると、雪がしんしんと降っているではないですか。屋根の上に積っている雪がまぶしいなぁ。うーん、良いです。今日はなんでもセンター試験もあるそうで、受験生は大変だな。でもこれも運ととらえ、乗り越える気持ちを持てるかどうかが勝負の分かれ目のような気がします。社会ではこのような逆境はいくらでも襲いかかってきますから。それに大学が全てではない。そう思います。それにしても雪は冬を実感させてくれます。こんこん。

HAL9000伝 その7


HAL9000が将来のチョモランマ登頂に備えて、頂上に登りきった時のイメージトレーニングが始まった。頂上の練習台となる場所は僕の背中の上である。彼の目にはすでに、下界の雲の切れ目から見える太陽が見えているらしい。今彼の頭の中では、猛烈にイメージがわき起こっているのだ。じっとしたまま動かない。まったくもっていつまでも動かない。いい加減に降りて下さい。このままでは僕の背中が曲がってしまうだろ、おい。

2006/01/20

au新携帯


auの新携帯が7機種発表されました。なんだかiPod影響からか、音楽携帯だらけでした。でも注目はやはりソニエリのW41S。かっちりとまじめにしっかり作った印象を受けます。だが期待していたほどのインパクトはまるで感じられません。オマケにジョグはついてないし...。しかし今回の一番の注目は、デザイン携帯第5弾「neon」です。プロダクトデザイナー深沢直人さんのデザインです。これ以上ないくらいシンプルなフォルム。各社フラットなデザインは出してきてますが、全てを一蹴するほどの出来に見えます。キーのフォントも見やすい。ネオンの文字が背面に光って表示されるそうだ。充電台もあわせてデザインしている。うーん、これは良さそうだ。早く手に取って見てみたいです。

2006/01/19

コニカミノルタカメラ事業撤退


ニコンのフィルム事業縮小に続き、コニカミノルタがカメラ事業から撤退するとの発表が今日ありました。衝撃です。デジタル一眼レフカメラに関するモノはSONYが引き継ぐそうです。つまり「αマウント」はSONYになるのです。ロッコールレンズはどうなるのでしょうか...。うーん、本当に残念です。デジタル化の波が大きく、コニカミノルタまでをものみこんでしまった。このままでは次はA社かO社が似たような状況に追い込まれるような気がします。ミノルタといえば世界で初めてAF(オートフォーカス)を作り出したメーカーです。高い光学技術の資産をうまくSONYが生かしてくれれば良いのですが、やはり出来るならコニカミノルタが作り続けてほしかったなぁ...。寂しいです。

2006/01/18

サムスン携帯


今日はボーダフォンから新携帯が4機種発表されました。昨日のドコモに続き、うーんどれもいまいちですね。日本の携帯はどれもますます似たりよったりなモノばかりになってきました。しかし今回唯一気になったのが韓国のサムスン製「804SS」というモデルです。厚さ14.9ミリのとても薄いデザイン。一見何の変哲のないオーソドックスな折りたたみ型に見えますが、いやいやフォルムのラインが明らかに違います。質実剛健まじめにかっちり作られた印象を受けます。いいかも。明日はauの発表です。

2006/01/17

デザイン携帯


ドコモがFOMAの新機種を発表しました。702iシリーズを5機種なんだけれども、そのうち3機種がいわゆるデザイナーズ携帯というやつだそうです。なんかauに思いっきり対抗してますね...。今回は驚いた事に、グラフィックデザイナーの松永真氏と佐藤可士和氏に平野敬子氏と工藤青石氏のコンビときました。ちょっと前に佐藤卓氏やサイトウマコト氏などが携帯電話のデザインを手がけたりしていたけれど、なんだかグラフィックデザイナーにデザイン頼むのってどうなんでしょうね...。つまり本業のプロダクトデザイナーを使わず、ネームバリューで安易に著名なグラフィックデザイナーに頼み、話題を呼ぼうとする電話会社の策略があまりにも見え見えで、なとんもなぁと言う感じです。今回の携帯電話も実物を手に取って見ていないのでなんとも言えませんが、なんかどれも既存の似たような平面的なデザインで、表層的なデザインだけにしか見えなく感じます。プロダクトデザインはやはり簡単に出来るものではなく、いくら巨匠でもオイソレとやれるものではないのではないでしょうか。それだけに松永真氏は尊敬に値するほどのグラフィックデザイン界の大物なだけに残念です。うーん、考え過ぎかな...。むしろ今回の702iシリーズではどなたがプロダクトデザインを手がけたのか発表はありませんでしたが、ストレート端末のD702iが一番興味をそそられます。でも、これにしてもソニエリの二番煎じの印象は歪めません。うーん、19日にはauから春の携帯が発表されるようですので、そちらを期待です。プロダクトデザイナーの入魂のデザイン携帯が見たい。

2006/01/16

iPod CM


新しいiPod CMを見ました。今回はJAZZです。トランペッターのウィントン・マルサリスさんをフューチャーしたもの。それにしてもiPodのCMは相変わらずセンスが良くてかっこいいなぁ。いつも誰がCMの選曲をしているのでしょうか。Jobsさんかな...。使用される曲が毎回気になります。今回の曲も聴きたくてWebで調べているのですが、見つかりません。うーん、新曲なのかな...。iTunes Music Storeでもそれらしき曲が見つかりません。この曲を手に入れたいんだけどなぁ。だれか曲の出所わかります? 

2006/01/15

亀倉雄策1915-1997


銀座グラフィックギャラリー(ggg)で「亀倉雄策1915-1997」という展示がやっていたので見に行ってきました。亀倉雄策さんは東京オリンピックや大阪万国博覧会EXPO'70のポスターやNTTやグッドデザインのGマーク等々を手がけ、戦後の日本のグラフィックデザイン界を牽引し活躍された巨匠であります。デザイン界の黒澤明と言えばわかりやすいでしょうか。今回は未公開の戦前の作品も展示されてまして、なかなかの見応えがありました。そしてポスター等の作品群をあらためて見て、亀倉デザインの力強さを感じました。どの作品も古さを感じさせません。うーん、すごい。gggは入場無料です。お時間がある方はぜひ見に行かれてはいかがでしょう。おススメです。

デザインの輪郭


無印良品の壁掛けCDプレーヤーやauの携帯電話INFOBARをデザイナされた深沢直人さんの本が出ました。タイトルは「デザインの輪郭」。深沢さんが自らのデザイン観を綴った本です。「選択圧」、「張り」、「考えない(without thought)」等のキーワードを元にデザインのありかたを語っています。読んでいて、ハッとさせられる事ばかりです。壁に手をついて壁の存在を感じる事が出来るが、そのことは同時に壁が手の形を認識させているという事。その事に気づくかどうか。気づかせるのがデザイナーの仕事だと。うーん、これはデザインに限らず、人の生き方にも通じる事を深沢さんは語っているのだと思います。面白いです。装丁も凝ってますね。ちなみに僕が買ったのは第二版だったのですが、初版と表紙のトレーシングペーパーのカバーがよく見ると違います。どちらを買うか本屋さんで悩みました。お奨めです。

2006/01/14

HAL9000伝 その6



今日もきょうとでHAL9000はカーテンに飛びつき山登りの練習に余念がないため、新しい爪研ぎを買ってきました。以前に買ったモノはダンボール製だったので、HAL9000が食いちぎり食べようとしていたのでやめたのです。しかし今回はほこりが出ないカーペットタイプの爪研ぎです。しかもまたたび付き。早速与えると、ご覧のように爪研ぎを始めました。...というよりも、狂わんばかりに舐めまくり、身体をこすりつけ、悶え始めました。何なんだいったい。恐るべし爪研ぎ。でも一通り終わったら、すっきりしたようです。うーむ、やれやれ。

2006/01/13

ニコンフィルム事業縮小


ニコンがフィルムカメラ事業を大幅に縮小すると発表しました。やはりというか、残念というか、うーん複雑な心境ですね...。フィルムカメラはF6とFM10を残し、全て生産中止。在庫がなくなり次第販売を終了とのこと。まあ、5年前に比べればフィルムカメラの売れた数が1/10以下に激減しているそうで、一方のデジタル一眼レフカメラは10倍に達する程の数が売れてるそうなので、そりゃやめるわな...。かくいう僕も、仕事ではほぼデジカメです。まあF6は販売を続けるとの事なので、いつか手に入れたいと思います。あと、FM10よりもFM3Aの方を残してほしかったなぁ。フィルムはフィルムの良さがあり、デジタルの性能が上がっているとは言うものの、やはりフィルムは良いです。空気が写し込まれるのです。「市場の見通しに沿った経営判断」(ニコン広報部)...という事だそうですが、やはり残念だ。昨年の京セラのカメラ事業撤退に続き、なんとも寂しいです。

2006/01/12

Jukebox


昨日会社でJ-WAVEを聴いておりましたら、クリス・ペプラーさんが紹介していた曲がありまして、ふーんなかなか良いなぁと思っていたのです。ジャズピアニストのBENT FABRICさんの“Jukebox”という曲なんですが、とてもポップでファンキーで良いのです。BENT FABRICさんは81歳の現役ピアニストだそうで驚きです。ボーカルの人は確かデンマークの人って言ってましたが、名前を忘れてしまいました。もっと若い人です。この曲が米国でモトローラのi-Tunes 搭載携帯電話のTVCMに使用され注目されているとのこと。早速i-Tunes Music Storeをチェックしてみたらありました。ミュージックビデオもアニメーションでとても楽しそう。観たいなぁ。残念ながらビデオiPodは持っていないので、曲のみクリック購入。150円。ノリノリのピアノが最高です。

2006/01/11

intel in Apple.




1月10日、米国サンフランシスコにて開催Macworld Expoの基調講演でスティーブ・ジョブズ会長より噂の「Pentium Mac」が披露されました。今回はiMacとMac Book Proを発表です。公称値で今までのモノより2倍から4倍のCPU処理能力が向上しているとか。本当かな...。あと気になったモノではiPodのリモコンとFMラジオ機能を搭載した「iPod Radio Remote」かな。iPod nanoと第5世代のiPodでのみ利用できるそうです。早速、今日から発売されているとのことなので、手に入れなくては。それにしても、期待していたほどのインパクトあるモノは出なかったです。Mac Book Proも15.4インチしか発表されなかったので、12インチだったら買い換えを考えるのですが...。まだ詳しく情報を採取していないので、Macworld Expo情報を追って見ていきたいと思います。

2006/01/10

機動旅団八福神


またまたコミックのご紹介。福島聡氏の「機動旅団八福神」です。中国に占領され統治された日本の軍隊が、核攻撃にも耐えうる兵器「福神(ふくじん)」にて米国から本土を守る防衛隊を組織。選ばれし8人の福神乗りたちの生き様を描いた漫画です。現在もまだコミックビーム誌に連載継続中でして、単行本は第3巻が先月出たばかりです。ある程度まとめて読みたかったので、昨年から単行本は発売されていたのですが、3巻の発売を機にまとめて読みました。登場人物一人ひとりの心理描写が妙にリアルに描かれていて、読み出したら止まりません。物語のバックボーンも少しずつ明かされてきて、戦時下の日本がどのような状況なのかがわかってきたところです。うーん、話がどのような展開になっていくのか予測がつきません。作者の福島聡氏の他の作品も気になります。傑作の予感。お奨めです。

2006/01/09

Google PC


Googleによる基調講演が1月6日に行われ、噂のGoogle100ドルPCが発表されました。値段は2ooドルに変更されましたが、デザインはなかなかポップでいい感じですね。子供が使用する事を前提だからライムグリーンを基調に黄色のバーが効いています。ちょっと昔のAppleのコンセプトモデルみたいですが...。その黄色いハンドルはゼンマイで電源を蓄える事が出来るれいのアダプターがついているそうです。もっともこのPCは、残念ながら市販はされないんです。貧しい国々の子供達に供給できるように作られるPCなのだとか。詳細は発表されずじまいで、結局OSさえ何を使用するのかわかりません。うーん、でもなかなか魅力的です。あと気になるのが同時に発表されたGoogle PAC。GoogleのホームページからダウンロードしてアプリケーションをPCにインストールできるPACだとか。ふーん。さて、次はいよいよ1月10日のJobsさんの基調講演ですね...。Appleは、はたしてどんなサプライズを持ってくるのか...楽しみです。

2006/01/07

EXPO`70


EXPO70のDVDを見ました。これは1970年大阪の千里で「人類の進歩と調和」をテーマに開催された「日本万国博」の公式長編記録映画をDVD化したものです。僕は2歳半ぐらいの頃、この万博には行っておりまして親からの話を聞いていたのもあり、うっすらと記憶には残っていました。参加国77カ国。入場者数は6千4百万人(日本のそ総人口の約半分!!)を記録したマンモスイベントだったそうです。約3時間にわたるこの映画は、石坂浩二と竹下典子のナレーションが多少時代を感じさせるものの、すばらしいカメラワークで飽きる事なくグイグイと見せてくれました。いやはやこれは凄いドキュメンタリー映画です。今回が初ソフト化だったので、オリジナルネガから起こしているため映像が信じられないくらいとても綺麗です。パッケージの帯に書いてある通りまさに“観るタイムマシーン”です。太陽の塔の顔面取り付けから始まり、ソ連館とアメリカ館の宇宙対決、月の石、連日繰り広げられるお祭り広場での世界各国の熱いイベント、当時のハイテクを駆使したパビリオンの数々、とても愛想がいい各国のコンパニオン達(しかも皆日本語を話す!)、一日の入場者数が限界点50万人をはるかに上回る83万人を突破の日、そして感動の閉会式まで怒濤の約3時間ですが、長さを感じさせません。ラストシーン、誰もいない会場内をカメラが静かに移動する中、小学生の感想文が読まれる。「いろんなひととしりあった。ことばはつうじなくても、かおさえあえばえがおがうまれる...」。希望に満ちた未来を夢に見、そして日本は高度経済成長の終焉を迎える。谷口千吉監督1971年度作品。一見の価値ありです。

iPodイヤフォン


昨今のMP3携帯プレーヤーのブームにより、電車の中ではかなりの人がイヤフォンをはめて音楽を楽しんでいるのを見かけます。火付け役はやはりappleのiPodなので、白いイヤフォンをはめている人が目につきますね。かくいう僕もその一人なのですが、同胞を見つけると気になる事がひとつあるのです。それはイヤフォンを左右逆にはめている人がいる事です。それもかなりの人が...。iPodのイヤフォンには “ L ”と “ R ”のマークがついており、よく見れば間違えるはずはないのですが、なぜかこれを逆にはめている人が多いのです。それにiPodのイヤフォンは左右で軸が中心よりずらしたデザインとなっており、左右逆にはめると耳にはめにくい形になっております。なのに、間違えている人が多い。なぜだ...。まあ、個人の勝手ですから左右逆にはめていたところで、誰に迷惑をかける訳ではありません。しかしです。再生している音楽は恐らくSTEREOだと思われますので、これでは逆に音を聴く事になってしまうのです。STEREOは左右で音を振り分けています。市販されている音楽は、ミュージシャンやミキサーやプロデューサーやらが、かなりの時間をかけて音をミキシングして作り上げております。つまり、これではその音楽を作ったアーチストの意に反した音を再生して聴いている事になるのではないでしょうか。みなさん、イヤフォンをはめられる時は、今一度 “ L ”と “ R ”を確かめてからはめられてはいかがでしょう。電車の中で間違ってつけている人を見つけると、あなたの聴いているその音楽は、本来音楽家が再現しようとした音とは違うのですよーっ! ...と心の中で叫んでしまうのです。音楽が好きなので切にそう思うのです。はい。

2006/01/06

HAL9000 洗顔


HAL9000は洗面所にも興味があるようです。今ではご覧のように、毎朝自ら顔を洗いにくる始末です。うーん、えらいっ。というのは冗談で、洗面所のなかに残っているほんの少しの水を舐めにくるのです。汚い水だからやめなさいっ、と叱っても意に介さずです。それにしても今日から仕事始めです。休みぼけで少し遅刻気味で出社したら、社長の新年の話が始まっていて気まづく仕事場に入っていきました...。うーん、どうも気合いが入らないのですが、いろいろ締め切りが迫っているものがあり本当は焦らねばなりません。顔を洗って気分を入れなおしです。

2006/01/04

口笛小曲集とコーヒーもう一杯


この休みの間に読んだコミックのご紹介。山川直人さんという漫画家さんの作品で「口笛小曲集」と「コーヒーもう一杯」という単行本です。どちらも昨年の夏頃発売されてまして、本屋さんで表紙を見て何かピンとくるものを感じておりました。しかしいかんせん中身を見ずに漫画を買うとハズレる場合があるのでなんとなく買い控えておりました。先日新宿三越内にあるのジュンク堂書店をうろついておりましたら、ここの書店はコミックが1冊だけは袋詰めされておらず、パラパラと立ち読みが出来たのです。そうしてこの単行本の中身を確かめることが出来、これは面白そうだと思い購入した次第です。うーん、いや本当に面白かった。ストーリーはそれほど深くはなく、基本的に1話完結の短編集なのですが、ガッツンと印象に残る話ばかり。どの話も切なく、ちょっと悲しい人生の悲喜劇を描いております。出てくる女性キャラの描き方は、男性にとってはある種理想の人物で、カワイイ人ばかり。またスクリントーンをほとんど使わない、山川氏独特の暖かみのある絵柄も印象的です。本の装丁も良いなぁ。まさにコーヒーを飲みながら読みたい漫画。お奨めです。

2006/01/03

植田正治と岡本太郎




今日は2つの写真展を見てきました。どちらも恵比寿の東京都写真美術館で開催されているものです。1つめは「植田正治:写真の作法」展。東京都写真美術館10周年の企画展で、写真家植田正治さんの回顧展です。植田正治さんは鳥取砂丘で撮られた一連の作品群が有名なので、前から気になっておりました。戦前からの作品から晩年のカラーの作品まで、総じて初めて作品を見れましていや良かったです。写真をドキュメントとしてではなく、人もモノもオブジェクトとして扱う一連の作品はとてもシュール。通して見ていくと、彼のスタイルが形成されていく様が見てとれて、とても面白かったですね。彼は写真の方程式を崩して、独自に構築してるのではなかろうか。日本よりも外国から先に認められたという話もなんかわかる気がします。それは新しいものに対する当時の日本人の間口の狭さを感じるからです。うーん、これもまた写真なりです。

2つめは「写真展 岡本太郎の視線」です。こちらはまた対照的でした。岡本太郎さんといえば、みなさん画家を思い浮かべるでしょうが、いえいえ彼は写真家の一面もあったのです。とくに50年代から60年代にかけて彼は日本中を旅して回り、日本の伝統文化を見極め、こねくり回し、あらたな伝統芸術の問題を叩き付け、そして作り上げるべく写真を撮りまくっていたのです。太郎さんの撮影方法は、まさに絵を描かれるがごとく被写体に食いつかんばかりに感じます。今回の写真展の中で太郎さんの印象的な言葉がいくつかありました。中でも印象に残ったのが、「写真というのは偶然を偶然に捉えて必然化することだ」という言葉です。この一言に太郎さんの写真に対する姿勢が全て込められているような気がしました。太郎さんは写真という枠を超え、己の見て感じたものをただ紙に焼き付け表現しようとしたのではないかと思います。むーん、これもまた写真なりです。
どちらもお奨めの写真展です。見に行くべしっ。

2006/01/02

猫の肉球これいかに


年も明けましたのでHAL9000の様子もご紹介。とはいってもHAL9000の肉球です。猫の肉球というものはプニプニしています。そして適度な固さがあります。この肉球が猫にとっては非常に重要な役割を果たすのですね。今日もHAL9000は信じられないスピードで部屋の中へ入ってきたかと思うと、はっしとカーテンに飛びつき、チョモランマ登頂を目指し登っていきます。しかし部屋のカーテンではあっという間に登頂してしまいます。そうすると後は降りるしかありません。途中までは手だけで降りてくるのですが、そこからは床まで落ちていきます。そうするとやはり床で着地するとかなり衝撃を受けるのですが、猫はこの肉球でショックを和らげているのですね。忍者のごとくしたっと降り(落ち)ます。いやぁ、実によく出来ている...。感心しました。感心したからその辺でカーテンに登るのはやめてくれないか、おい。

2006/01/01

またまた植草本


今日はずっと本ばかり読んでいる1日となった。さすがに元旦だからかお店は結構閉まっているので、わざわざ蒲田のスタバにまで出かけ、ずっと本を読んでいました。イサム・ノグチの続きもさることながら、「植草甚一の研究」というスクラップブックの別巻を読みかけていたので、ここで読んでいました。植草さんのとりとめも無い文章を読んでいると正月から僕は何をやっているのだ...と思ったりしましたが、その無駄が良いのだなぁとも思ったりした。なんとかさっき読み終えて、あーっ読み疲れたなぁと感じたけれど、次の植草本は何を読もうかなと、早速ワクワク迷い始める。そんな不思議な魅力が植草本にはあるのです。

新年です。



あけましておめでとうございます。

早速近所の池上本門寺に初詣に彼女と行ってきました。人が意外に多かったのでびっくり。本殿が改装中なので、工事用のテントに覆われていてなんだかお寺の威厳が半分くらいに感じてしまいます。うーん、早く工事が終わらないかな...。あと小さな招き猫が入っているおみくじを引きました。吉。それからたこやき食べました。僕は普段この手の買い食いはしないのですが、今日はまあ良しとして食べました。500円。の割りには量が物足りない。もう少したくさん食べたかったなぁ。うーん、なんか文句ばかり言ってますね。