2006/03/31

フォト イメージングエキスポ 2006





先週、東京ビッグサイトへ「フォト イメージングエキスポ 2006」に行ってきました。これはたしか4年程前までは池袋のサンシャインで行われていましたカメラショーが、紆余曲折を経ましてこちらに落ち着いたようです。しかし各社、それほど目玉となるようなカメラの発表は無く、(松下の一眼デジカメはケース内展示のみだし)いまいち盛り上がりに欠けるものでした...。と思っていたら、いつの間にか、というか大きなスペースで展示をやるようになったからか、綺麗なコンパニオンの方々の一大撮影ショーの場と化しておりました。とくにキャノン、松下、オリンパス、ペッタックス、フジ等のメーカーはとくにド派手に撮影ショーを行ってましたね。熱き親父カメラマン達の集団がどーっと集まります。うーむ、しかしこれはどうなんでしょうか...。会場内を盛り上げる手段としては、良いのかもしれませんが、しかしここはあくまでもカメラ・機材の新製品発表の場です。なんだか目的が違う方向に向いてしまっているようで、はたしてこれでいいのだろうかと疑問を感じました。だいたい親父ばかりだし。おしゃれで機敏なカメラ少女達はどこへ行ったのだ...!? そういう点では、質実剛健のNikonはまだ地味で良かったのかもしれません。新商品がろくに無かったけれど。僕としては、もっと実用的な催し物を、どんどんこういう場で行って欲しいです。普段からカメラ機材でいろいろと思うところがみなさんあるでしょうから、情報交換の場として、こういうイベントがうまく生かされれば良いと思うのです。そういう意味では、会場は小さかったけれど池袋でやっていた時の方が、よっぽど内容が充実してたように思います。うーむ、ぜひとも関係者の方、ご一考を切に願います。もうここまで大きな会場じゃなくても良いのではないでしょうか。そしてコンパニオン撮影ショーよりも、展示内容の充実を!

超ブルーノート入門


前作「超ジャズ入門」(3月3日紹介)に続き、中山康樹さんの著書「超ブルーノート入門」と「超ブルーノート入門 完結編」を読みました。ブルーノートが他のレーベルとは何が違うのか、この本を読んでよくわかりました。プロデューサー/アルフレッド・ライオン、写真家、経営他担当/フランシス・ウルフ、サウンドエンジニア/ルディ・ヴァン・ゲルダー、ジャケットデザイン/リード・マイルスの4人が生み出した、奇跡のレーベルだったんですね...。とくに創設者、アルフレッド・ライオンの持つ、頑固なまでの音楽に対する美学が、ブルーノートを作り上げたのです。うーむ、凄い...。読めば読む程、アルバムが聴きたくなります。なので少しずつではありますが、これをガイドにブルーノートのアルバムを聴いております。それらを作ったミュージシャン達にも、これだけの熱きドラマがあったことを知って、驚くと同時にアルバムを聴くと、また一層深くブルーノートを理解出来ること請け合いです。また、ジャケットデザイナーのリード・マイルスは、JAZZに全く興味がなく、クラシックばかり聴いていたそうで驚きました。でもかえってその方が、客観的にデザインが出来、あれだけの素晴らしいジャケットを生み出したのかもしれません。うーん、次は何を聴こうかな...。

2006/03/30

Lisn (京都おまけ編)


これもまた京都で買ってきたものです。お香の老舗「松栄堂」が現代人向けにアレンジした「リスン」というお店を出してまして、そこでお香を買ってきました。なんでも日本では古くから香りを「嗅ぐ」と言わずに「聞く」と言っていたそうで、英語の「listen」に引っかけて「リスン」という店名にしたそうです。以前(昨年11月22日)にBlogでも紹介しましたが、僕は自宅でお香をたきます。いつもは無印良品のモノなのですが、「リスン」のお香も香りがきつすぎず、とても良いです。いくつかの香りがセットで入っているモノを買ったのですが、入れ物もガラスで出来ておりとてもクールな感じでGoodです。ここは積極的に新しいお香を出しているようで、古い形にとらわれず、どんどん新しいモノを作っていこうという姿勢が素晴らしいと思います。「リスン」のお店は青山にもあるみたいなので、東京でも買えますよ。おすすめっ。

2006/03/29

HAL9000 おんぶ


HAL9000も人間の子供のように、おんぶをせがむ時があります。しかも彼は言葉をしゃべらないので、いつも唐突に背中に飛びついてくるのです。突然くるのでこちらもビックリ。せめて「おんぶをしてほしいニャ」と事前に言ってくれれば、心構えが出来るのですが。うーん、これは甘えているのでしょうか...。それとも背中を見て、何か別の理由で飛びつくのかなぁ。それとも登山の練習なのか。でも考えてみれば、人間の子供も理由なんて無く、お父さんお母さんだからおんぶしてもらいたいんですよね。...ということは、僕はお父さんだったのか。よし、今度おんぶされたらHAL9000に「おぉ息子よ!」と答えてあげたいと思います。

2006/03/28

京都への旅6 市原兵平衛商店




創業1764年。お箸一筋の老舗「市原兵平衛商店」も訪れたかったお店です。メインの商品「みやこばし」は、材料にすす竹というものを使いっているそうです。すす竹とは、建材として天井裏などに使われていた竹が囲炉裏やかまどの煙でいぶされ150年程の年月を経て丈夫で反りにくい状態になったものだそうです。うーん、時間を経た材料なだけにお値段はちょっとはりますが、すごく良いのです。お箸の太さ、長さ、重さ、形、そして色あいが吟味され、バランスが良く使いやすいのです。お箸の種類は約400種程あるそうなので、必ず自分に最適なモノがあると思います。このお箸を使って食事をすると、なんだかちょっと気がひきしまりますね。大切に使いたいので、僕は箸入れも購入しました。この箸入れもほんのり竹の香りがして、落ち着きます。デザインもシンプルでとてもクール。これは本当にお勧めです。

3121


殿下が2年ぶりのアルバムを出されました。その名も「3121」。今回からユニバーサル・レコーズへ移籍なさったようです。前作「ミュージーコロジー」も良かったのですが、今回も殿下らしいファンキーなアルバムに仕上がっています。タイトルの「3121」は昨年12月13日に移籍発表されているので、それを逆にしたものなのか...!? 移籍問題でいろいろゴタゴタしたのでしょう。いつもの殿下らしく謎かけが多く、よくわかりません。しかしそこが殿下の魅力でもあります。

2006/03/26

京都への旅5 慈照寺(銀閣)





昨年は金閣寺へまわったので、今年は銀閣寺に行きました。門をくぐると出迎える盛砂、向月台と銀沙灘が何か異様な雰囲気を持って存在しています。その横にある観音殿とは対照的に、シンプルなその形態は、まるでモダンアートのオブジェのようですね。なんともいえず不思議な感じです。東山に月が登り、向月台の上に月が配置され、銀沙灘に反射した月光がキラキラと輝く様はどのようなものなのでしょうか...。想像するしかありません。それにしてもここで何よりも驚いたのが、この寺内一面にまとわりついている苔の大群。何十種類もあるようで、管理者が苔を見本として置いてあったのには、感心しました。もうそれこそ「風の谷のナウシカ」に出てくる胞子のように生えてます。いやはやびっくりです。苔と木々の緑と、白い砂、そして池に建物と、絶妙な色の配色をもって、ここの空間は形成されているようです。うーむ、アートだなぁ...。

2006/03/25

Morph the Cat


ドナルド・フェイゲンが13年振りのソロアルバムを出してくれました。ここ数年、彼は奇跡のスティーリーダンの活動が行われていただけに、満を持してのソロ作3部作の完結編です。早速中身を聴いてみました。うーん、彼の完璧主義を超越した音の完成度は相変わらずです。聴けば聴く程味わい深くなるアルバムです。心地よさを誘発する洒落たその音は、正にマジックです。ファンの期待をしっかり応えてくれていますね。素晴らしい。それにしても今回のジャケットは、またド渋ですね。なんでも今回はテーマを“終焉”、“死”としているそうです。いつもより若干暗い印象を受けるのはそのためか。ぜひとも来日して、ライヴで聴かせて頂きたいけど、気が早すぎますかね...。とにかくおススメです。

京都への旅4 KYOTO TOWER





京都では「京都タワーホテルアネックス」というところに泊まったので、「京都タワー」の入場券を頂いたので登ってきました。「京都タワー」は昭和39年に建てられまして、鉄骨を使用しない応力外被構造を採用し、その外観は京都の街の景観になじむようにとロウソクをモチーフにデザインされたそうです。だがやはり当時の京都住民から猛反発にあい、京都景観論争のタネになったとか...。まったくいつの時代もこればかりですね。タワー好きの僕としましては、とても愛嬌のあるデザインで良いと思います。しかしそこはやはり関西の発想でしょうか、ホテルの上(屋上?)に乗っかる形で建ってるのはどうかと思います。またこのビルの中には、味のあるお土産屋の大群をはじめ、地下3階(!?)には大浴場もあるようでした。エレベーターガールさんは、バリバリの京都弁で展望場へ上がるまでのひとときを楽しませてくれます。しかしこのエレベーター、タワーなのに外が見えませんでした。タワー独特の上へ登っていくワクワク感は味わえません。展望場内は、想像していたよりも狭かったのですが眺めは抜群に良かったです。おみやげはエレベーターガールさんもつけていた、京都タワーのキャラクター「たわわちゃん」のピンバッジ。この力の抜けたユルユルキャラがたまりません。少なくとも東京タワーの「ノッポン」よりかは、はるかにましだと思います。京都駅のど真ん前にありますので、京都へ行かれた際はぜひのぼる事をおススメします。

ザ・ローリング・ストーンズ


会社の同僚達と、観てきました東京ドーム「The Rolling Stones A Bigger Bang Tour 2006」。御年62歳のミックのそのパワフルなライヴに、いやはや驚きました。最初からラストの曲サティスファクションまで全力全開のステージです。僕は前々回、たしか93年のブゥードゥーラウンジツアー以来、13年振りのストーンズライヴでしたが、その時と比べても全くパワーが落ちていませんでした。もっともメンバー皆様の顔には皺がかなり増えたようですが...。でも本当に凄かったなぁ。今時のどの若手バンドより、よっぽどパワーがあるんじゃないでしょうか。ギミック満載のステージセットも楽しませてくれました。うーん、かっこ良かった。

2006/03/24

京都への旅3 平等院鳳凰堂





宇治の平等院鳳凰堂も、どうしても見たかった建築物のひとつで、見て参りました。平等院鳳凰堂の前に立つと、皆様お約束の10円玉と見比べるというやつですね。そして記念撮影。やっぱりやってました。約1000年前当時の京都は、大飢饉や疫病がはやり地獄の様相を呈していたそうだが、権力者達はその対策を怠り、自分達だけは極楽浄土へ行けるよう考えていた。そして貴族達は自分たちがあの世へ旅立つ時の理想を形にすべく、極楽浄土はかくもありなんということで、膨大な金と時間をかけ、当時最高の建築技術と仏師をもってして再現したものだそうです。うーん、いつの世も権力者って変わりませんね...。当時どんな思いで、職人達はこの建物を建てていたのでしょうか。歴史の重みをひしひしと感じずにはいられません。また近年弊設された鳳翔館(この建物もすごく良い!)内では、当時作られた鳳凰の像をはじめ、数々の仏像が見れました。とくに飛天という阿弥陀如来像の周りに配置されている楽器をもった小さな仏像達は凄かったです。まるで阿弥陀様がバンドを率いているようで圧巻でした。それにしてもこの建物のが建てられたいきさつを知った今となっては「平等」とは何なのか、考えさせられます。

2006/03/23

猫の鼻


猫もやはり鼻が非常にきくのでしょうか。HAL9000も、とにかくフンフンといろんなもののにおいを嗅いでいます。何か興味があるものを見つけるとフンフン。僕が手を差し出すとフンフン。エサをあげるとフンフン。においを嗅ぐ事で、それが何であるかを確認しているのでしょうか。そして鼻をよーく見ると、とても面白い形をしています。猫なのでいわゆる獅子鼻な形をしてまして、真ん中からスッと上口にかけて筋がとおっています。「ふーむ、お前の鼻は面白い形をしているね」と語りかけたら、フンっと鼻であしらわれました。フンフン。

京都への旅2 内藤商店



京都に行ったら立ち寄りたかったお店がここ。1818年の創業で、天然素材を用いた箒やたわし、はけ等を作り続けて売っているお店「内藤商店」。京都の三条大橋のすぐ近くにある老舗であります。ここで売られているものは耐久性に非常に優れ、10年以上は使用できるものばかりだとか。値段はちと高いですが、ひとつひとつが職人さんの手作りによるこだわりの一品なのです。僕はぜひとも机の上を掃除する為の小さな箒が欲しかったので、購入しました。小振りな大きさで、持ちやすくてとても掃きやすいです。うーん、なかなか良いなぁ。これはおススメです。

2006/03/22

SALUS


東急電鉄が、沿線の住民対象に発行しているフリーペーパーがこれ。「SALUS」です。月刊冊子でして、いつも愛読しております。地域色が濃く、さらりとした誌面作りでなかなか好感が持て、表紙のイラストも毎回楽しみでした...というのは先月号まで。今月号から、リニューアルされてしまいまして、一気に女性よりの媚びた感じに編集方針が変わってしまいました。うーん、残念。「SALUS」は男の僕が読んでも、興味が持てる記事があったのだけど、これでは完全に女性情報誌です。先日紹介した「表参道ヒルズ」なテイストといったところでしょうか...。もうヒルズはいらない。お店の紹介情報ばかりでうんざりです。東急沿線の皆様、どう思われますか?  え...!? おしゃれで良い感じですか。うーむむむ...。

京都への旅 南禅寺の水路閣





京都へ彼女と旅行へ行ってきました。寒くて天候がいまひとつでしたが、いろいろと見て回ってきました。そんな中でいくつかご紹介いたします。今回なんといっても見たかったのが、南禅寺の中にある水路閣です。明治の文明開化とともにヨーロッパから入ってきた水道橋の技術を取り入れ、琵琶湖水を京都へ引っ張り込む為に作られたものだそうです。なんと現役で使用されております。計画が持ち上がった当時は、京都の美観を損ねると大反対がおこったそうであります。京都っていつの時代もそんな事言ってますね...。でも、今やこの東洋建築と西洋建築の組み合わせが、絶妙な景観を作り上げております。いゃあ、それにしてもこの水道橋、格好良すぎます。煉瓦造りが独特の雰囲気を醸し出しています。南禅寺の巨大門も見たかったもののひとつで、うーんこれまたカッコいい。ごつい柱の門に夕日の光が当たり、黄昏時がたまりません。桜の木が至る所にあり、桜咲く頃はすごい景観になるのでしょう。石川五右衛門が門の上から、「絶景かな」というのも頷けます。また、ここは近くに京都の浄水場があり、至る所で水が流れておりまして、そのせせらぎが心地よいBGMとなっております。京都へ行くなら、おススメの場所のひとつです。

2006/03/21

WBC日本優勝


やりましたねぇ。王JAPAN、キューバを下して見事優勝です。今回は第一回大会ということもあってか、いろいろと物言いがついたり、問題が起こりましたが、これらは今後続けていく中で解消していかなきゃならないですね。一度はほぼあきらめていた日本勢ですが、よくぞはい上がりました。うーん、素晴らしいっ。本当におめでとう王JAPAN!

2006/03/20

neon




携帯を変えました。auのneonです。ついにソニエリから乗り換えです。以前(1/20)にお伝えしましたが、プロダクトデザイナー深澤直人さんのデザイン。色は3色ありまして、ブラックにしました。シンプルさをつきつめたその形態は、まるで映画「2001年宇宙の旅」に出てくる“モノリス”のよう。面取りを垂直に切っているので自立します。何もない前面には開け閉めするときや、メッセージが入ったときにイルミネーションライトがつき、コミュニケーションボードとして機能します。さらに充電台に置けば、ご覧のようにデジタル時計となるのです。継ぎ目無く配置した文字盤も深澤さんらしいデザインで、使われているフォントも上品で読みやすいゴシック系が使われています。うーん、なかなか良いです。ただ表面がグロス仕様なので、指紋がベタベタつくのが気になるところでしょうか。次はこれに合う携帯ケースを探さねば...。

琢磨くん14位完走


F1第2戦マレーシアGP。我らが「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チームの佐藤琢磨選手は14位で、完走いたしました。しかも今回は、あの遅いマシンでかなりのバトルを見せてくれました。いゃあ、凄いっ。琢磨くんの腕で、非力なマシンをカバーしていました。しかし井出選手はリタイアしてしまいました...。今回も2台完走はならずで残念です。早く、ニューマシンを投入してほしいですね。がんばれ僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チーム!

2006/03/17

さんさん録


こうの史代さんの漫画は「夕凪の街 桜の国」を昨年読んで以来ファンとなりまして、発売されている作品はほぼ読みました。とくに「長い道」という作品は面白かったです。そんなわけで新作を待ちこがれていたのですが、先日新作単行本が出たので買いました。タイトルは「さんさん録」。初老の男性“参さん”が主人公のお話です。相も変わらず、こうの史代さんの日常生活描写には舌を巻きます。それにしても地味な漫画だなぁ。でもそこがなんとも言えず良いのです。2巻目が楽しみです。双葉社。724円。

2006/03/16

HAL9000伝 その9


猫は元来肉食動物だからか、HAL9000にも狩猟本能があるようです。とはいっても狙う獲物は猫用のおもちゃだったりしますが。でも、その狙いを定めている時のHAL9000の眼は、かなりのするどい眼差しです。しばらくじーっと物陰から睨みつつ、数秒経過。ピカーンッ。おもむろに飛び出し、獲物へ襲いかかる様は、まさに野生の本能と言ったところでしょうか。かっこいいけど、獲物がおもちゃじゃなぁ。まあ、カーテンを襲うよりかは良いのですけど。

2006/03/14

戸川書店 最終回



先日恵比寿を通りかかった際、以前(2月5日)紹介しました戸川書店の前を通りました。いつものごとく書店の親父からのメッセージを見て、衝撃が走りました。「本は真実を伝えるからこそ値打がある 最終回」。唐突です。そしてまったくです。おまけにいきなり最終回。どうやらついに戸川書店は店をたたんだようであります。すでにシャッターも閉まっていました。もうこれで我々は、あの戸川書店の親父からの熱いメッセージは、受け取る事が出来ないのです。まあいつも微妙なメッセージでしたが...。しかしこれで見納めです。べつだん特別にあのメッセージを楽しみにしていたわけではないのですが、そう思うとちょっと寂しいですね...。やはりBOOK OFFなどにおされ、古本屋の経営は難しいのでしょうか。これも時代か。結局僕はここで本を一冊も買わずじまいでした。さらば戸川書店。

2006/03/13

F1バーレーン琢磨くん完走


F1バーレーンGP、我らが「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チームは、井出さんはリタイアしたものの、琢磨くんは18位で完走いたしました。とりあえずの完走という目標をクリア出来て、ホッとしました。うーん、よかった...。しかし反省点は山ほどあります。おそまつなピット作業や無線連絡の不手際などなど。タイヤ交換の鈍さは見ていてイライラしますね。まあ、この辺は経験値をチーム全体で上げていくしかないです。そして早く信頼性の高いマシンを作り上げることです。次回1週間後、マレーシアGP。がんばれ僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チーム!!

2006/03/12

FULL MOON


たまに本棚から引っ張りだして見る写真集がこれ。マイケル・ライトの「FULL MOON」です。これはかつて米国NASAが実行したアポロ計画のときの記録写真を、オリジナルポジから高解像度スキャニングによりデジタル化し作った写真集なのです。NASAではオリジナルポジはそう簡単には貸してはくれないらしく(そりゃそうだろうなぁ...)、マイケル・ライトさんはなんかいろいろとものすごく苦労したあげく、借りる事が出来たようです。それにしてもパラパラと写真を眺めていると、NASA仕様のハッセルブラッドで撮られた6センチ×6センチのフィルムに焼き込まれたその写真は、ものすごい説得力を持って我々に月面での風景を見せつけます。すごい...。宇宙でのそのリアルな風景はもう息をのむばかり。写真の持つパワーに圧倒されます。僕が持っているのは洋書ですが、たしか日本語版も出ていたと思います。

2006/03/11

F1開幕


F1開幕戦、バーレーングランプリの戦いの火ぶたが切って落とされました。つらい...。つらいです。予想されてはいたのですが、僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チームは、トラブル続出のようです。電気系統トラブルに、ブレーキを踏む際の異常振動。もちろんフリー走行でのタイムはワースト1・2です。うーん、めげていてもしょうがない。琢磨くん、井出さん、とにかくなんとか走るのみです。きっと本戦では、スタート時以外は周回遅れでのみしかTV画面には写らないでしょう。でも僕らは応援している。めざせ完走! がんばれ僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チーム!!

猫とコミュニケーション


HAL9000を飼い始めて思う事は、猫とコミュニケーションをとるのは、人間ととるよりもわかりやすいという事です。猫は人間のように笑ったり、怒ったり、喜んだりするわけではないけど、あきらかに笑っているようなしぐさがあったり、時にはすねていたり、喜んでいたりするような動作があり、なんとなくこちらがその気持ちを読み取れるのです。ただその反対はむずかしい。猫は人が思っている事を、なかなか理解してくれません。怒っても、喜んでも、あまりこちらの感情は伝わらないのです。でも邪念がないぶんわかりやすいのです。言葉が通じなくてもです。よっぽど人間同士(とくに大人同士)の方が、難しいですよね...。

2006/03/09

dictionary


一時期の過剰なまでの種類の多さは落ち着いたものの、数あるフリーペーパーの中で本当にFree(自由)な冊子は、dictionaryを置いて他にはないと思います。僕はCDジャケット大の時代の61号から読んでいるのですが、今だに月刊で無料配布されつづけて108号が出ました。発行部数は多くなく、dictionaryの精神に賛同したお店が購入し、店頭に置かれて配布されているものなので、いつも手に入れるのにものすごく苦労しています。でもそれだけの価値ある内容があるのです。過去に何度か有料ペーパーになりそうにもなったのですが、やはりdictionaryは無料(タダ)だからこそ、この内容が出来るのだろうと思います。それほど毎回面白いです。中に掲載されている広告のFreeぶりも凄いです。編集長はスネークマンショウの茂原茂一さん。これはかなりおすすめ。

2006/03/08

PIT INN


村上春樹さんが「意味がなければスウィングはない」でも紹介していました、シダー・ウォルトンの「PIT INN」を聴きました。1974年の新宿PIT INNでのライヴです。春樹さんが語られていたように、まじめなシダーのめずらしくも熱いピアノ演奏が聴けました。とてもリラックスモードだったのでしょうかね。生ライヴだともっと興奮して聴けただろうなぁ。煙の中を漂う赤い風船のジャケットも印象的。なかなか良いです。紙ジャケでした。CD屋さんを眺めていても、本当に紙ジャケの再発モノが多いです。うーん、何か付加価値をつけないと、CDが売れないんでしょうかね...。いいんだかどうなんだかです。

2006/03/07

ねこのひげ


猫のひげはとてもデリケートな部分で、アンテナの役割をしていると聴いた事があるのだけど本当でしょうか。HAL9000をみていても、ひげが少々何かに触れたところで、なにも反応を見せません。ましてや、僕が直接手でひげをつんつん触っても、「ふん」とばかりに意に介しません。太くて長いひげは、猫が猫らしく見える特徴的な部分のひとつです。そういえば昔、NHKで「ひげよ、さらば」という人形劇を見ていたのを思い出しました。かなり夢中になって見ていたなぁ。ヨゴロウザという猫が主人公の、野良猫達の物語。野良犬達と縄張り争いで戦う、かなりハードな内容でした。たしか衝撃的な結末でしたよね。今見るとどう感じるのでしょうか...。また見てみたい作品です。

2006/03/05

oral-B


BRAUNのoral-B電動歯ブラシを使っているんですが、普通の歯ブラシもoral-Bを使ってみようと思い探しました。毎日使う道具なだけに、やっぱりいいものが欲しいのです。しかしこれがなかなか見つからず、東急ハンズで売ってたのをやっと見つけました。少し前までは、ドラッグストアに行けばたいてい置いてあったと思ったのですが...。電動タイプの廉価版はあるのですが、このタイプは扱わなくなったようです。グリップの形状がなかなか持ちやすく、ブラシの部分形が程よい大きさで、GOODです。毛も固すぎず柔らかすぎずで、丁寧に磨けば汚れがよく落ちそうです。ちなみにハンズでは、外国メーカーの歯ブラシがたくさん扱っていました。さすがハンズ。

スーパーアグリ会見


「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チームが会見を行いました。ドライバー井出さんと琢磨くん、そして亜久里さんの3ショットでの会見です。やっとチームが発進したのだと実感します。以前も書きましたが、しばらくは型落ちマシンで戦わねばならないので、当分は完走する事が目標でしょう。まともに戦えるのは新車が投入されてからでしょうから。しかしF1は何が起こるかわからない世界。臆する事はないです。とにかくやらなければ、次には繋がらないのですから、頑張ってほしいです。開幕戦は来週、バーレーンから始まります。がんばれ僕らの「スーパーアグリ・フォーミュラー1」チーム!

2006/03/04

K800 K790 W300


ソニーエリクソンからサイバーショット携帯「K800」「K790」、ウォークマン携帯「W300」が発表されました。「K800」「K790」、は300万画素カメラでフラッシュもついています。手振れ補正機能などもつくそうです。「W300」は音楽機能充実の携帯。うーん、機能はともかくどちらもかっこいいなぁ。でも...、はい、そうです。いつものごとく日本で発売されません。アジア、欧州、米国向けのモデルです。何故日本で出すモデルと海外向けではこうも差があるのでしょう。これはソニエリに限らずですが、携帯電話会社さんに言いたい。これ以上割引サービスはいらない(ありすぎてわかりにくい)。別に音楽サービスもいらない(操作がやりにくいし)。カメラは300万画素もいらない(携帯なら100万画素で充分)。別に携帯でテレビも見れなくていい(どこで見ろというのだ)。無線機のような通話機能もいらない(そんな通話をしてる人は見た事ない)。ゲームもいらない(PSPとかDSとかがあるじゃない)。デザイナーズ携帯はいらない(やるならプロダクトデザイナーにお願いすべし)。ただシンプルでカッコいい携帯を出してほしい。それだけです。

2006/03/03

超ジャズ入門


JAZZという音楽を聴くのに、どうしたらよいかわからない人のための本です。「超ジャズ入門」。JAZZ入門を超える本です。著者は元スウィングジャーナル編集長の中山康樹さんです。まーったく、JAZZを聴いた事がない人が、どようにJAZZという音楽に入り込んでいけば良いのかをユーモアある口調で説明してくれています。まずJAZZは怖くないというところから始まるのが結構おかしかった。たしかに僕も身に覚えがあることばかりが、ズバズバと書かれておりまして面白いかったです。入門と謳っておきながら、実は今のレコード会社やJAZZファンにたいしてのアンチテーゼ本でした。まあ、とどのつまり「マイルスを聴け!」ということなのですね。あとブルーノートレーベル。たしかに僕もそう思います。うーん、次は何を聴こうかな...。集英社。740円。

HAL9000伝 その8



徐々に冬が遠のき、春が近づいているからか、この頃HAL9000は窓のそばによく座っております。まあ、そこが温かいのだからでしょうけど。そして窓枠に自分の羽のおもちゃなどを落としたりしては、一生懸命取ろうとしたりしております。それはもういつまでも取ろうとカリカリともがいています。なかなかあきらめません。もうその辺でいいんじゃないのかと思うのですが、やめません。根負けして、僕が最後は取ってやります。目的がなくなると、今度はカーテンにバリバリとジャレつきます。テレビの後ろに入ってアンテナ線いじられるよりよっぽどいいんですけどね...。もうすぐ春がくれば、HAL9000は一歳になります。